精子細胞は活性酸素に特に弱い
2016年7月1日
活性酸素は、身体の中で殺菌や解毒などを行うために
必要です。
でも、過剰な活性酸素は精子を傷つけてしまいます。
精子は精巣で約70日かけて育まれ
精巣上体で約2週間、蓄えられているうちに成熟します。
精巣で成長が始まってから射精まで、
約3ヶ月かかります。
形成途中の精子、特に遺伝子DNAは
通常の細胞より活性酸素のダメージを受けやすいです。
精子が活性酸素で障害されると
運動能力が低下してしまいます。
活性酸素が「精子の老化」の大きな原因とされています。
もう少し詳しく解説しますと・・・
活性酸素はヒトが酸素を吸って呼吸している以上
どうしても発生します。
でもヒトは活性酸素を消す能力も持っています。
PHGPXという酵素は活性酸素を消去する上で重要な酵素です。
この酵素の心臓部に当たるのが微量ミネラルである「セレン」です。
セレンは毛ガニ、ほや、かつお、うなぎなどに
多く含まれる微量ミネラルです。
海のものに多く含まれていますね。
よく召し上りますか?
「セレン」が不足すると活性酸素を消去できず、過剰になり
精子は傷つけられてしまい
運動能力の低い精子になってしまいます。
セレンは今、日本人に最も不足している微量ミネラルの1つです。
年々増えている「糖尿病」とも関係が深いミネラルです。
お気軽に相談ください!。
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