不妊 ②甲状腺の疾患
2017年11月11日
甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気が「甲状腺機能亢進症」で
中でも代表的な病気が「パセドウ病」です。
甲状腺ホルモンが不足する病気が「甲状腺機能低下症」で
中でも代表的な病気が「橋本病」です。
どちらも免疫が自身の細胞や組織を「異物」とみなし、自己抗体をつくることで
細胞や組織を攻撃してしまう「自己免疫疾患」といわれる病気の一種です。
「血液検査」と「超音波検査」を受けて
甲状腺ホルモンの量や抗体の有無、種類
甲状腺の形や大きさなどを調べることで
診断されます。
治療としては
「甲状腺ホルモン亢進症」の時は「甲状腺ホルモンを抑える薬」
「甲状腺ホルモン低下症」の時は「甲状腺ホルモンを補う薬」を使います。
甲状腺疾患は妊娠、出産に不利ですが
甲状腺ホルモンを調整することで改善できます。
早めに専門の病院で診断を受けましょう。
ストレスで生理的に甲状腺ホルモンは分泌が高まります。
ストレス対策も大切ですね( ◠‿◠ )