着床前検査 受精卵の染色体調べる
2017年12月6日
「受精卵の染色体調べる」
~2017年12月5日の読売新聞より~
体外受精による受精卵のすべての染色体を検査し
異常のないものだけを子宮に戻す
着床前スクリーニング(PGS)という技術があります。
15年は不妊治療は42万件以上行われ、
赤ちゃん全体の19人に1人が体外受精で生まれました。
1回体外受精で子供が生まれる確率は
35歳の18%ですが
40歳では9%。
年齢が上がると出生の可能性が低くなるのは
染色体の数の異常が増えることが要因とされます。
PGSは流産を防いだり
子宮に移植できた受精卵あたりの妊娠率を高める可能性がある。
しかし、「命の選別」につながる懸念があるとして
日本産婦人科学会が会告(指針)で禁じている。
指針に反する形で実施を公開しているのは
大谷レディスクリニック(神戸)など2施設に限られる
ということです。
~ 以上 ~
検査技術の性能が上がる中で
着床前検査は「命の選別」につながる側面があり
確かに難しい問題ですね。
検査の是非はともかくとして
受精卵に染色体の数の異常があると
着床が難しく、超初期の流産の原因になります。
年齢が上がると増える染色体の数の異常ですが
染色体異常を減らせるような努力はやっておきたいです。
例えば
・身体を冷やさない
・タバコは吸わない
・激しいスポーツ控える
・過労や睡眠不足を避ける
・ストレスをため込まない
・活性酸素を消す能力を減らさない
・抗酸化物質を摂取する
などなど
何気ない日頃の生活の中に
抗酸化力を落とす原因があるかもしれません。
原因を改善すると
子宝を授かる可能性は上がりますよね!
一緒に考えてみませんか?