受精率と着床率を上げる為に③
2018年1月9日
~自然妊娠の場合~
射精された精子は卵子が待つ卵管めがけて一気に移動します。
卵管は2本あります。
射精された卵子が“等分”に左右の卵管に進むと
受精に対してロスが出ます。
しかし近年の研究によると
射精された精子はだいたい
「卵子の待つ卵管:卵子のいない卵管=9:1」
に分かれるということです。
これは排卵され卵管膨大部で待っている卵子が
「自分の位置」を知らせる為に
子宮や膣に向けて特定の「糖鎖(とうさ)」を放出しているからです。
また、卵子と精子が卵管膨大部で出会う時
卵子の周りにびっしり付着している「綿毛」のような「糖鎖」を使い
精子の頭に付いている「糖鎖」と電気信号のやり取りを行います。
「糖鎖」同士で確認ができてから
卵子は精子を迎え入れます。
このように自然妊娠での受精に「糖鎖」は大きな働きをしています。
~生殖補助医療の場合~
生殖補助医療では受精から移植までは行えますが
「着床」は受精卵が自力で行わなければなりません。
着床には受精卵と子宮内膜との間で
糖鎖による情報交換が行われないと成立しません。
このように重要な糖鎖ですが
現代人は糖鎖が40%位不足しています。
糖鎖つくる糖鎖栄養を摂れていないからです。
ですから受精率と着床率を上げる為に
糖鎖栄養の補給は欠かせないポイントです。
ショウキT-1(タンポポ茶)で糖鎖栄養が確実に摂れます。