不妊治療中の不眠
2018年6月12日
不妊治療ではホルモン剤を使うので
神経が興奮し易くなり
不眠になりがちです。
加えて不妊治療のストレスがかかります。
眠れないとFSH(卵胞刺激ホルモン)LH(黄体化ホルモン)PRL(プロラクチン)
に影響するという報告があります。
FSH,LH,PRLなどホルモン値を正常値にして妊娠を有利に進めるためにも
「ぐっすりとしたよい睡眠」を目標にするといいです。
とは言え、
グッスリとした睡眠は交感神経が緊張していては得られないです。
交感神経が緊張させる“気合”は入れ易いですが
自律神経バランスがとれた“リラックス状態“でいるのは難しいものですね(^^;
妊活中の「グッスリとした睡眠をとるコツ」について
アップしたいと思います。
~食べ物で不眠を改善~
不眠の時は高カロリーの食べ物や肉類は控えめにしましょう。
これらの食べ物を減らして「胃熱」をとると
交感神経の過剰な興奮を抑える助けになります。
(不眠によい食べ物として)
ゴマ、ホウレンソウ、もやし、レタス、フルーツ、緑黄色野菜
(気持ちが落ち着かない時)
ナツメ、蓮の実、ゆり根、アーモンド、あさり、しじみ、牡蠣
(不安で胸が詰まる時)
シソ、ショウガ、春菊、玉ねぎ、ゆず、コンブ、ワカメ
(ストレスでイライラする時)
セロリ、セリ、ミツバ、クレソン、トマト、ピーマン、春菊
松節(しょうせつ:松の枝の傷を癒す為の成分が集まっている)には
セロトニンを増やし、交感神経の過剰な緊張を抑える働きがあります。
加えて抗酸化作用や抗血栓作用もあるので
着床を助け、流産を防ぐ働きもあります。
「朝、目ざめた時の感じが全然違う!」と
大変、好評を頂いています。
最近は、深夜でもメールやSNSに対する返信があり
仕事や人間関係の緊張から解放され難いです。
散歩するなど
ほっとする時間の工夫も大切ですね。