口内炎
2018年7月12日
「アフタ性口内炎」は口の粘膜に「アフタ」と呼ばれる浅い潰瘍ができる
炎症性の疾患です。
最近は、抗がん剤を飲んだ副作用での口内炎の相談や
子供の口内炎の相談が増えています。
口内炎ができると、食べたり、飲んだりすることが、難しくなり
身体の衰弱にもつながるので
早く治しておきたいですね。
口内炎の治療は
抗菌剤や抗炎症剤、ステロイドなどの対症療法が中心です。
口内炎に対しては亜鉛剤(硫酸亜鉛)が有効ですが
亜鉛剤は多かれ少なかれ、胃腸に負担がかかりがちです。
口内炎になる素因として抗がん剤など「薬物」の他
栄養不良、免疫異常、食物過敏症、精神的ストレス、性ホルモンの減少(女性のみ)
口腔内環境の劣化(粘膜損傷、喫煙、感染)があります。
「口の中を噛んでしまったら口内炎になった」
という経験がある方は多いですね。
栄養に関しては、ビタミンB群、葉酸、鉄、亜鉛の欠乏ですが
食べていても、胃腸の調子が悪く
栄養を吸収できない方もいらっしゃるようです。
亜鉛剤(硫酸亜鉛)は胃腸への負担が心配です。
なるべく食べ物で治したいものですね。
口内炎でお困りの方はあづみ漢方薬店に
お気軽にご相談くださいませ。