妊娠とヘルペス
2018年8月17日
ヘルペスウイルスによる代表的な病気は
口唇ヘルペス、性器ヘルペス、水ぼうそう、帯状疱疹です。
日本人の50~70%が単純ヘルペスウイルスⅠ型に感染している
と言われるほど、多くの人が持っていて一般的なのがヘルペスウイルスです。
ヘルペスとは水ぶくれが集まった状態のことを言います。
感染していても普段は症状が出ない人も多いですが
発熱したり、疲れたりしすると発症します。
「ヘルペスウイルスは誰でも持っている一般的なウイルスだから大丈夫」
などと軽く考えてはいけません。
お母さんがヘルペスウイルスに感染すると
赤ちゃんに「皮膚萎縮」や「目の異常」を生じる可能性があるからです。
今年の夏の暑さは厳しくそれだけでも疲れていますが
さらに妊娠中は免疫力が下がりがちです。
発症し易いので注意が必要ですね。
口の中に「水ぶくれ」ができたら
ウイルスが体内で暴れているサインです。
休養はとても大切です。
また、御主人がヘルペスウイルスに感染していて
妊娠中に夫婦生活を持つと
膣から赤ちゃんに感染する可能性が高くなります。
また、御主人が咳をしている時も
妊娠中は夫婦生活を避けます。
~妊娠中の養生より~