母体の口腔環境は早産や低体重児出産など
胎児にも影響を及ぼします。
妊婦の体内では血中サイトカインが高まると
子宮筋を収縮するスイッチが入ります。
妊婦が歯周病の場合、口腔内の歯周病原細菌が増加し
正期の出産時期の前に、血中サイトカイン濃度が高まってしまいます。
すると子宮筋の収縮を促してしまい
早期出産や低体重児の出産の原因になります。
お母さんの歯の健康は赤ちゃんを守ります。
妊婦さんの30~60%が
妊娠性歯肉炎を発症しているそうです。
母子手帳には母親の歯科検診記載欄が載っていますので
妊娠初期には歯科医院を受診しておきましょう。
健康プラスVol.21より