梅雨の健康『本草綱目』より②
2019年6月22日
では「本草綱目」では「牡蠣肉」について
どういうことが書かれているでしょうか(^o^)丿
『本草綱目』 二十三 四十六巻
牡蠣肉 【主治】
煮食治虚損調中解丹毒婦人血気以薑醋生食治丹毒
酒後煩熱止渇臓器炙食甚美令人肌膚美顔色蘇頌
これを口語にしますと・・・
牡蠣肉は煮て食すると虚無感、心理的な患いを癒し
身体の調子を整え、※丹毒を消し、
婦人の気血の流れをよくする。
生のまま生姜酢で食すると
※丹毒を治し
飲酒後の熱を下げ
のどの渇きを癒す。
炙って(あぶって)食すると大変美味しく
また肌のきめを整え
肌の色を美しくする。
※丹毒とは皮膚が赤く腫れる症状で
細菌感染によるもの。
・・・となります。
牡蠣肉は
「熱が加わったもの」「生のもの」「炙ったもの」
と効能が違うということです。
昔の人の鋭い感覚と経験、観察によって
書かれたことですが
最近になりこの効能が科学的に解明されてきました\(^o^)/
それについては次のブログに載せますね❤