元気な訳『本草綱目』より③
2019年6月25日
『本草綱目』の牡蠣の綱目では
“煮て食すると虚無感、心理的な患いを癒し
身体の調子を整え、丹毒を消し、婦人の血気の流れをよくする”
の効能に当たります。
昔の人は感覚が鋭く、体感や観察でわかっていたのですが
現代、牡蠣の研究が進み、この効能の有効成分が解明されました。
特に「煮た牡蠣の有効成分」である「牡蠣ポリフェノール」は
分子構造や性質が明らかにされました(^^)/
「牡蠣ポリフェノール」は水にも油にも溶けるので
細胞の中、核の中、ミトコンドリアまで入っていって
疲れの本体である活性酸素を消します。
さらに血液脳関門も通れるので、脳の神経細胞の中まで入り
脳神経の疲れも消します。
それで『本草綱目』にある
「虚無感、心理的な患いを癒し、身体の調子を整え」
という働きをするのです。
この効果は「生ガキ」にはありません。
「牡蠣ポリフェノール」は加熱して得られるものだからです。
「牡蠣鍋」では得られます。
不調が普通になっている方、
がまんしないで手当てしましょうね❤
本当の笑顔が戻ってきます❤
END