ミトコンドリアと妊娠③酸素と栄養を運ぶ血流
2019年7月9日
卵子を元気にするには
卵子のミトコンドリアが活発に働けることが
大切です。
同時に
卵子の周りで卵子を世話する働きの
顆粒膜細胞のミトコンドリアも活発に働かせることも大切です。
ミトコンドリアは
生命エネルギーの通貨の「ATP」をつくる働きがあるからです。
ミトコンドリアが「ATP」をつくる源は
食事によって得られる「栄養」と
呼吸によって得られる「酸素」です。
栄養も酸素も血液で運ばれるので
血流を良くしておくことも必要ですね。
血液の流れはほとんどのものが自力で回復できるものですが
いつまでも改善できないと血流が滞ってしまいます。
血液の巡りが悪くなる理由は
「血液を動かす因子」と「血液の質」に分けて考えられます。
「血液を動かす因子」の問題としては
心臓の拍出力・血管の筋肉の収縮力・自律神経やホルモンの乱れ・低体温です。
「血液の質」としては
血液はネバネバし過ぎもシャバシャバで粘りがないのも血流に不利です。
薬で血液をサラサラにすると良いようですが
今度は出血し易くなるので調整が難しいです。