着床の為によい食品
2015年12月17日
不妊治療の高度医療では
「受精」の技術の進歩が著しいですね。
受精は顕微鏡下で可能です。
一方「着床」は女性の体内でしかできないので
自力が頼りです。
「着床」には2種類の体内物質が必要です。
1つは着床を促すLIF(リフ)という物質。
自力でリフを分泌するのが着床の第一歩です。
次に細胞を増殖させるTGF-β(トランスフォーミング成長因子)という物質。
受精卵の発育を助けます。
着床の為にはどうしても自分でこの2種類の物質を
自力で分泌しなければなりませんが
充分分泌しているかどうかは測る方法がなく
着床したら充分に分泌していたということになります。
なんとも不確かですね・・・
分泌を促す食品があります。
「味噌」です。
「納豆」や「豆腐」、「豆乳」などの大豆製品にもイソフラボンが含まれますが
必ずしも吸収が良くなく
麹菌で発酵されている「味噌」は吸収が良いです。
ただ必要量を摂るには
味噌汁を1日10杯は飲まなければならず、塩分過多になってしまいます。
大豆でも胚芽部分にイソフラボンが多く含まれます。
昔の日本人は毎日味噌を食べていましたが、
今、味噌を毎日食べる若い方は少なくなっています。
「味噌汁のにおいは嫌い」という若い方も多いとか・・・
「嫌いなものは嫌い」で仕方がないですしね・・・
もしかしたら「妊娠力」がほんの少しのことの積み重ねで
ダウンしているかもしれませんね。
逆にほんの少しのことを少しずつ改善していったら
妊娠の可能性が上がるでしょう。
原子卵胞の状態から排卵までの6ヶ月が目安です。
実行してみませんか?
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