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2016年6月28日
元気で運動率が高い精子は
卵子まで泳ぎ着いて受精することができます。
ところが、元気な精子でも
同じ所をクルクル回っている精子もあるんです。
頭がフラフラ動いて前進率が低い場合もあります。
まっすぐ直進する精子が
卵子にたどり着き
受精することができます。
運動率の中でもまっすぐ進む運動率が
受精にとって重要です。
精子が高速で前進する能力を「高速前進運動率」といいます。
ＷＨＯによる「高速前進運動率」の正常値は２５％以上です。
基準値以下だからと
諦めてばかりでは時間が勿体ないです。
いいことは、実行に移しましょう！
ご自身も夜グッスリ眠れ、朝の目覚めがよく
体調をよく保つことは
精子の状態へも反映する可能性があります。
2016年6月17日
血液循環の悪い子宮内膜は
受精卵が着床するのは不利といわれます・・
子宮内膜の血流をよくし
厚くてふかふかで柔らかく
粘膜が潤った子宮内膜をつくりましょう。
目標になるのは
経血の量。
経血ははがれた内膜なので
経血が適度に多いと内膜は厚かったということになります。
標準的な経血の量は１２０～１６０ＣＣ
生理開始から１~３日までの量が多い日は
２時間おきにナプキンを代えるくらいの感じです。
チョコレート色のおりものやレバー状の塊がない
サラサラの経血は内膜の質の目標になります。
子宮内膜は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの
共同作業でつくられます。
脳の視床下部から脳下垂体を経ての指令で
ホルモンは分泌されるので
ストレスの影響を受けやすいです。
ストレスをゼロにするのは無理ですが
ストレスからの立ち直りが早い身体にすることは出来ます。
また、ホルモンが分泌されても
ホルモンの指令情報を卵巣や子宮細胞がキャッチできないと
正常に働けません。
ホルモンを受け取る力も必要です。
内膜の原料になる栄養素もきちんと摂りたいので
食事療法も有用です。
排卵促進剤を続けている内に
経血の量が減ってしまった方も
相談してくださいね。
2016年6月15日
縁あって仕合せに出会ったお二人ですが
お二人の分身である精子と卵子も旅をして出会うんですね・・・
精子と卵子が出会う旅・・・・
女性の卵管の先はイソギンチャクの触手のようになっていて
その部分を卵管采（らんかんさい）といいます。
卵巣から排卵され、卵管采にピックアップされた卵子は
卵管の筋肉運動と
卵管の内側の細かい繊毛がちょうど運動会の「大玉送り」のような運動をして
卵管膨大部（精子と卵子が出会う場所）まで運ばれます。
一方、射精された精子は
鞭毛を活発に動かして直進運動してゆきます。
精子が射精されて卵管膨大部まで泳ぐ距離は
もし精子を人間の大きさにしたとしたなら
日本からハワイまで泳ぐ距離に匹敵するそうです！
凄いですね！
精子と卵子が出会う所まで移動するだけでも
たくさんのエネルギーが必要です。
出会う旅のエネルギー源は「食べた物」と「酸素」です。
ヒトは「食べ物」と「酸素」から「エネルギー（ＡＴＰ）」をつくります。
食べ物と酸素から「充分なエネルギー（ＡＴＰ）」
をつくれることが
卵子を運ぶ卵管と精子の動きの為にも必要です。
しかし最近では食べ物の中の微量ミネラルの不足で
エネルギーをつくり難くなっています。
豊かな食べ物を食べているようですが
戦後まもなくよりミネラル含量が少ないです。
エネルギーがないと精子と卵子の出会いも不利です・・・
エネルギー代謝が上がると
低体温、冷え症、疲れやすい、だるいなどの体調がよくなるので
実感が湧きますね(^^♪
身体によい方法で自然妊娠をめざしましょう！！
2016年6月13日
２０１２年
「ヒキタさん！ご懐妊ですよ」男４５歳・不妊治療はじめました
（光文社新書）
という本が発売されました。
当時、男性の不妊治療に挑戦する姿勢の公開は
衝撃的でした。
以前は男性が不妊治療に消極的な傾向がありましたが
最近では、奥様と一緒やお一人でも
積極的に相談にいらっしゃる男性が増えています。
「生命を産み育てること」は女性の方が本能的に強い分野です。
男性は女性ほどは分からなくて当然です。
それにも関わらず
中々妊娠しなくて悩んでいる女性を理解する男性は
“真に男らしい男性”ではないでしょうか？！
妊娠は男性と女性、お二人の協力で成り立ちます。
もし女性の妊娠する力が弱めとしても
男性は精子の状態を万全にすることで
可能性を上げてあげられます。
奥様はどれだけ頼もしく心強いことでしょう。
「精子の状態がよくなること＝体調がよくなること」
です。
１０代、２０代始めまでは「成長力」があり
少々無理してもすぐ元に戻り
元気でいるのは普通のことでした。
今、気持ちは当時とあまり変わらなくても
身体は変わっています。
加えて社会に出て仕事のストレスが厳しい中
健康でいる為には
男性と女性、お二人で
“身体によい療法”での努力が必要です。
“身体によい療法”で体調がよくなると
気も充実してきて、気持ちが明るく前向きになります。
自然にお互いを思い遣る余裕も出てきます。
お二人の愛情は益々深くなるでしょう。
人生最大の感動にも辿り着き易くなります。
2016年6月11日
男性不妊治療の第一人者の一人でいらっしゃる石川智基ドクターの講義での中で
「精子の濃度・運動率が低い場合、”精子の質”が悪いことが多いのですが
最近は検査値が基準値でも”精子の質”に問題があることが多くなってきている」
ということをお聞きしました。
なぜ昔と比べて”精子の質”が悪くなってきたかというと
「環境ホルモン、ストレス、タバコ、電磁波、添加物など化学薬品など
現代の生活の変化が重なり合い
精子に負荷がかかってきていると考えられる」そうです。
精子の質の低下≒精子のＤＮＡ損傷につながります。
ＤＮＡ損傷があると受精しても受精卵が育たなかったり
着床しなかったりということが起こります。
流産や先天性のリスクにも関係すると言われています。
精子は活性酸素にとても弱いとのこと
精子のＤＮＡ損傷の大きな原因は活性酸素ということです。
現代の生活では昔より活性酸素の発生が激しくなっているが
ヒトの活性酸素を消す力は弱くなっていると言えるでしょう。
小細胞である精子は 一番最初に影響が現れてしまうのですね・・・
でも大丈夫！！
ＤＮＡ損傷を起こす酸化ストレスは
「抗酸化力」のあるものを摂ることでリスクを低下できます。
ここで大切なことが一つ。
「抗酸化力」があっても細胞の中まで入っていけるものでないと
効果が薄いのです。
そういうものは中々ないのですが
あづみ漢方では
「細胞の中まで確実に入り抗酸化する漢方サプリ」
をお勧めしていますよ(^^)/
脳の疲れにもよく、深く眠れるようになるので
朝の目覚めがいいと好評です(^^♪
体調が良くなること＝精子の状態アップにつながります！
体験してみてくださいね！
2016年6月10日
紫陽花の青が鮮やかに映える季節になりました。
梅雨の湿気に植物はイキイキしますが
ヒトは苦手な季節ですね。
梅雨の時期、あなたの体調は 大丈夫ですか？
漢方では
「湿気は”気滞（きたい）”という状態を起こし易い」といいます。
“気滞”とは字のとおり「気持ちの滞り」です。
症状としては
元気がない、無気力、気疲れする、やる気が出ない など
だる～い状態です。
特に胃が弱い方は
湿気で胃が動かなくなるので
梅雨時期は気滞の症状が強くなります。
湿気に暑さが重なる日はダブルパンチ・・・
こんな時「前向きに！」「頑張れ、頑張れ！」と自分に気合をかけても・・・
かえってあせるだけ・・・
逆効果かもしれません。
だからといって”気滞”を放っておくと
血の流れが悪くなりホルモンも乱れるので
妊活には不利・・・
大事な時間を無駄に過ごしたくないものです。
でも大丈夫！！
漢方で「胃を整える」と梅雨時の”気滞”もよくなってきます (^^)/
気合をかけなくても「だるさ」「無力感」などがよくなってきて
自然に心が前向きになってきますよ！
「ホルモンには胃の力も深く関わっている」ということも
実感されるでしょう！
この機会に漢方で自分の身体の傾向を勉強してみませんか？
これからの生活や子育てにも役立つ貴重な体験になります。
お気軽にあづみにいらしてくださいね！
この梅雨がハッピー子宝妊活のきっかけになりますように！
2016年5月30日
「日本の健康男性の精子の数は減少していている」
というデータがあります。
精子数の減少の原因は複雑ですが
ストレス、環境汚染、栄養不足が絡んでいることが考えられるということです。
都市部の男性の方が数値が低い傾向があるようです。
「寝つきが悪い方」
「夜中に何回も起きる方」
「朝、目が醒めても疲れが残っている方」は
自分で思っている以上に
ストレス疲れが慢性化しているかもしれません・・・。
責任感の強い 頑張り屋さんほど
ストレスが強くかかることがありますね・・・。
いつものことなので
「こんなものだろう」と思っていませんか？
ストレス疲れは「活性酸素がたくさん発生している」
ということです。
小細胞の精子は活性酸素にとても弱いです。
「ストレスで疲れている方は、精子にダメージがかかっている」
かもしれません。
ところで
元気な精子には微量ミネラルのセレンや亜鉛が多いですが
精子無力症の精子にはセレンが少なくて
活性酸素に弱い。
「セレン不足で精子の運動率が低い男性にセレンを補給すると
精子の運動率が上がり妊娠率も上がった」
という文献があります。
また、亜鉛やセレンを補給すると
セロトニンの分泌も良くなってグッスリ眠れるので
ストレスからの回復力も上がることがわかっています。
今、食材の微量ミネラル含量が減っていて
食べ物亜から鉛やセレンが摂り難くなっています。
昔とは世界的に農法が違いますからね。
栄養環境を変えることは自分でできます。
積極的に身体の栄養環境を整えてみませんか？
ｓ
2016年5月28日
ネズミとの比較で恐縮ですが・・・
ネズミの場合は卵巣と卵管が膜で包まれているので
排卵された卵子のほとんど全てが
卵管の中に流れ込むそうです。
一方、人間には卵巣と卵管の間には膜がありません。
隙間になっている訳です。
ヒトの場合は排卵の時、卵管が移動して
卵管の先のほうきのような卵管采（らんかんさい）が
卵巣の表面をなでるように触った時に
卵子が取り込まれます。
掃除機のように吸い込むという説もあります。
卵子のピックアップが上手くいかなかった卵子は
腹腔の彼方へ消え去っていってしまいます。
何の問題もないのになかなか妊娠しない時、
「卵子のピックアップが上手くいかないのではないか？」
と考えられることがあります。
「ピックアップが上手くいかないのなら仕方がない」と
諦める必要はありません！
卵巣がタイミングよく卵子を排卵し
卵采が上手くキャッチすればいいわけです。
それには元気なエネルギーが必要です。
下腹部の血流がよく、酸素がたくさんあって、元気いっぱいなら
上手くピックアップできる筈です。
原因があって結果があるのです。
原因を改善しましょう！
その為には
冷やさない工夫が必要です。
さらに、身体の中から働き、
エネルギー代謝をアップさせ
卵巣・卵管部の血流を良くする薬草が役立ちます。
「ピックアップ障害」だから仕方がないと諦めることはありません。
改善する方法があります。
相談してくださいね！
2016年5月27日
ベットから起きる前の決まった時間に
毎日、基礎体温を測るのは大変ですね。
「寝過ごしたらいけない (-_-;)」と緊張すると
グッスリとした安眠も妨げてしまいます。
「測れなかったら２，３日抜けてもいいワ (‘◇’)ゞ」くらい気楽な方が
続けられますね。
基礎体温をつけての悩みは
きれいに２相にならない時です。
「この日は上がらないといけないのに上がらないので
憂鬱になってしまった (-_-;) 」
「体温が上がるべき日なのに上がらないので何回も測っていたら
焦りで体温が上がってきた 」
などなど・・・
基礎体温を測ること自体、ストレスになって
かえって妊娠の妨げになることもあるようです。
基礎体温はジグザグでも大丈夫ですよ。
基礎体温がジグザグになりがちな方は
環境や周辺状態に繊細に反応するデリケートな方です。
そういうタイプの方は漢方への反応が早いものです。
でも神経が繊細な分、胃腸が弱い傾向があります。
生殖器系に効果があっても
胃腸に負担がある漢方は合いません。
あづみ漢方薬店では胃腸を大事にしながら
妊娠力を培う漢方をお選びできます。
安心して相談くださいね。
感受性が強い方は
他人の痛みに寄り添える方。
きっと優しいママになられることでしょう。
子宝の望みが叶いますように
漢方でリラックスしながらハッピー妊活！
身体づくりをしましょう！
2016年5月26日
スイーツを食べれば食べるほど
妊娠には不利なことはわかっていても
なかなか止められないものです。
「どうしてか？」というと
甘いものを食べると交感神経が一瞬緩んで
“ホッ”とするからです。
だから、“ホッ”としたい方ほど
甘いものへの飢餓感はいかんともしがたいものがあります。
「スイーツを止められない方ほど、交感神経の緊張状態にある」
ということが言えるかもしれません・・。
妊活中の方は年代的に仕事上責任のあるポストの方が多いです。
仕事の合間を縫っての不妊治療の上に
妊娠の年齢期限のプレッシャーがかかり
本当に大変ですね・・・
だから「スイーツを食べてホットすればストレスはとれるか？」
というとそれは一瞬の“ホッ”です。
血糖の上がり下がりが激しくなり
かえって緊張に拍車がかかることになってしまいます・・・
でも大丈夫！！
交感神経の緊張を和らげる薬草を飲んでいくと
自然とスイーツへの魅力をそれほど感じなくなるから不思議です。
交感神経と副交感神経の入れ替わる時間
午前10時と夕方4時頃に飲むといいですよ。
苦くないの安心してくださいね(^^♪
脳セロトニンの分泌もよくなり
自律神経も安定するので
ホルモンも安定します(^^)/
「睡眠の質もよくなり
疲れがとれて朝の目覚めもよくなった」
という声をよくお聞きします。
悩んでいるより、あづみにお気軽に相談して下さいね。
私も甘いものが止められなかった時期があるので
よくわかります。
