空胞の原因①
2017年9月7日
体外受精をする場合
卵巣から卵子を体外に取り出し採卵しますが
卵子がない空胞のことがあります。
その原因の1つは「残留卵胞」によるものです。
卵胞は生理が始まると成長します。
「主席卵胞」と呼ばれる1番大きく育った卵胞が作られると
残りの卵胞は成長が止まり消えます。
しかし、中には卵巣内に残ってしまう物があります。
これを遺残卵胞と言います。
身体の「冷え」は遺残卵胞ができ易いです。
これがあると、
身体の中に卵子があるというメッセージになってしまいます。
冷えは身体を冷やしたり
冷やす食べ物を食べるということもありますが
ストレスで交感神経が緊張していると
血管を収縮させるので「冷え」の状態になってしまいます。
身体を冷やさないようにしたり
冷やす食べ物を控えることは大事ですし、
自分でできることですね。
ストレスからの交感神経の緊張を止めるということは
努力ではなかなか難しいです(-_-;)
漢方薬で交感神経の緊張を和らげるものがあるので
使うといいですよ(^^)/
緊張している人にはこの漢方というものではありません。
よく相談されて
体力や体質、身体の状態に合った漢方を選ぶことをお勧めします。