妊娠中多い“むずむず脚症候群”①
2019年11月22日
“むずむず脚症候群”は
足の裏はふくらはぎ、太ももなどに不快感が起こり
じっとしていられなくなる病気です。
その不快感は
“脚の中を虫が這うような感じ” “痛い” “痒い”など
様々に表現されます。
症状は、横になっている時や座っている時など
じっとしている時に起こり易いです。
また、夕方から夜にかけてこの症状が強くなります。
女性に多く、特に妊娠時は5人に1人の割合いで現れる
という資料もあります。
他に、
鉄欠乏性貧血
人工透析を受けている腎不全の方
パーキンソン病の方
などに多くみられます。
~原因としては~
運動に関する情報を伝達する「ドパミン」は
鉄分が不足すると分泌量が減ります。
脳内の「鉄分」が不足して
「ドパミン」の分泌量が減り
脳への情報が誤って伝達される結果
身体の感覚に異常を感じると考えられています。