妊娠糖尿病①
2019年12月9日
「妊娠中、血糖値が上がったのですが、何かいい方法はないですか?」
というお問合せを頂きます。
妊婦さんの1割が妊娠糖尿病になると言われています。
妊娠中は胎盤から分泌される「HPL」というホルモンなどが
血糖値を下げる「インスリン」の働きを抑えるため
「妊娠糖尿病」になり易いです。
年齢が上がるほど妊娠糖尿になるリスクが上がります。
また肥満の方、家族にⅡ型糖尿病の方がいる場合
その方自身が過去に糖代謝異常の経験のあった方もなり易い傾向です。
血糖値が高い状態が続くと
流産や早産の他
胎児が大きくなりすぎることで難産になるリスクが上がります。
出産後に赤ちゃんが低血糖になることもあります。
妊娠糖尿病は妊娠高血圧にもなり易く
将来、糖尿病になる確率も高いと言われています。
まずできることは 妊娠中の食事の工夫です。
妊娠糖尿の食事療法については
妊娠糖尿②にアップしたいと思います。