超音波検査でわかる事とわからない事
2017年9月2日
排卵の有無や、排卵のタイミングは
超音波検査でわかります。
自然周期では、片方の卵巣に1個の卵胞が発育して
直径が21ミリ前後になると破裂し
排卵が起きます。
破裂した卵胞は黄体(おうたい)へ変わりますが、
卵胞の発育、破裂、黄体へ変化していく過程が
超音波検査で観れます。
このように超音波では卵胞の存在は観れますが
卵子は確認することができません。
採卵前の超音波検査で卵胞が観えていても
卵子が無いということがあり、
これを空胞といいます。
ブドウに例えると
可食部が顆粒膜細胞で
種が卵子です。
ホルモン剤を使っても
空胞となることがあります。
卵子の成長は農業に似ています。
良い野菜(卵子)ができるには
肥沃な土(子宮環境)が大事です。
土つくり(子宮環境を良くすること)は
漢方が得意な所です。