妊娠初期の流産
2017年11月18日
流産とは
妊娠22週未満に妊娠が継続できなくなることです。
妊娠の超初期に起こる流産のほとんどは受精卵の異常で
多くは染色体の異常の為、細胞分裂がうまくできなかったものです。
残念ですが、自然の摂理であります・・・
少し前はオカルト妊娠と呼ばれ、本人が知らない内に終わる妊娠でも
医学の進歩でわかるようになりました。
心理的負担が増した感があります・・・
オカルト妊娠とは
日の目を見ないで消えていく隠れた摂理の妊娠という意味です。
自然流産は8週目までが多く
流産の75%は妊娠16週目までで
その中の75%は8週目までに起きているということです。
特に、胎盤ができる14週~15週目位まで
生活上で予防になることはやっておきたいです。
~流産の予防になること挙げてみますね~
・過労を避けて睡眠を充分とる
・風邪や下痢、便秘などに注意する
・ストレスをためないでゆったり過ごす
・重いものを持たない
・下半身を冷やさない
・立ちっぱなしの仕事をしない
・階段の上り下りに注意
・ヒールの靴は避ける
・水泳、旅行は控える
・ウォシュレットは避ける
・豚肉など生肉は触らない(調理法の工夫を)
・生ものを控える
・油の多いもの、生クリーム、カスタード、揚げ物など控える
・冷たい飲み物、食べ物は控える
・今まで飼っていない犬や猫は可愛くても触らない などなど
項目が多くてちょっと大変ですか?
いろいろありますが
基本は子宮の血流を妨げないことですね。
催奇形性の心配がないテスト済みの漢方は
妊娠中も飲んでおきましょう。