妊娠・妊活中の風疹
2018年11月9日
最近、ウイルス関連で大きな話題になったのは風疹の流行ですが
妊活中や妊娠中は特に注意ですね。
風疹の初期症状は風邪に似ています。
「風邪かな?」と思ったら妊娠中も飲める
ショウキT-1(タンポポ茶)を温かくして多めに飲みましょう。
妊娠中も安全なので、安心して飲めます。
2018年の風疹患者は、2013年、2014年に次いで3番目に多く
2017年1年間の16倍の発症が報告されています。
地域的には東京が一番多く、次いで千葉、神奈川の順です。
患者の96%が成人で、男性は女性の5倍、
男性は30代~40代が多いということです。
妊娠初期の妊婦さんが風疹に罹ると
先天性風疹症候群( CRS ) になるおそれがあります。
症状として、赤ちゃんの耳が聞こえにくい、目が見えにくい
生まれつき心臓に病気があるなどです。
妊婦さんはパートナーからの感染が多いことが示唆されています。
CRSのリスクを減らすためには
御主人や同居家族も予防接種を受けて
風疹を発症しないように努めることが望まれます。
妊娠後は予防接種ができず、
予防接種2ヶ月は避妊が必要です。
風疹の流行は春が多いのですが
今年は8月からの流行になり、まだ終息していません。
人混みは感染のリスクが増しますので
妊婦さんは可能な限り人混みを避け、不要の外出を控えたいです。
風疹に医療関係者は積極的にワクチンを呼びかけていますが
それだけでは充分でないという現実もあります。
抗体をもっている筈なのにうまく働いていない理由として
免疫力が下がっていて身体を守れなくなっていることや
ウイルスの変異が考えられています。
妊娠中にウイルス量を少なくしておけば
赤ちゃんに移る可能性はそれだけ低くなります。