「慢性子宮内膜炎」と不妊
2019年2月9日
「慢性子宮内膜炎」は
細菌に感染するなどして子宮内部に生じた炎症が続く疾患です。
「慢性子宮内膜炎」は自覚症状がほとんどないので
見過ごしがちだということです。
苦痛を感じなくても
受精卵の着床を妨げる着床障害の原因になります。
「慢性子宮内膜炎」の予防策は、まだないそうです。
疲れたり、身体が弱って免疫が弱った時入り込んだ細菌が
居着いてしまうことって多いようですね・・・。
ある大学病院の発表によると
不妊患者を検査したところ62%ほどの方に「慢性子宮内膜症」が見つかり
9割が抗菌剤で完治しました。
その後、不妊治療をすると
妊娠率が通常の1,5~2倍の61.2%に上昇しました。
着床障害など原因不明の不妊や
30歳後半から妊娠を考える女性は
「慢性子宮内膜炎」の検査を受けた方がいいということです。
自覚症状がなく見逃しがちですが
「慢性子宮内膜炎」はぜひ改善しておきたいですね。