妊娠と歯の健康③妊娠中の歯磨き
2019年3月12日
妊娠中は女性ホルモンが高くなる為
歯周病になりやすくなります。
もう一つ大切な問題は
「妊娠中の口腔環境の悪化」です。
妊娠初期のつわりの時は、食事をし難いことが多く
枕元にクッキーなどを置いておき、こまめに食べて低血糖を防ぎます。
また、胎児の成長につれ1日3回の食事を
数回に分けて摂るようにする方も多いです。
特につわりの時、歯をブラッシングするのは辛いですね。
でも困ったことに、口腔内は常に細菌が増殖してしまいます。
「妊娠歯肉炎」というように
妊娠中は歯肉が腫れ易く、歯周病が進行し易いので
歯を抜かなければいけない状況になることもあるからです。
対策はやはり「歯磨き」です。
「歯磨きの工夫」をしましょう。
例えば
・歯磨き粉の味が気になる時は刺激の少ない歯磨き粉を使う
・歯磨き粉をつけずに歯ブラシだけでブラッシングする
・歯ブラシのヘッドが小さいものを使う
・デンタルフロスを使う
・気分のいい時に、磨ける分だけ磨き、少し時間をおいて残りを磨く
など
工夫して少しでも口内環境を保ちましょう。
健康プラスVol.21 より